fc2ブログ

ダイアナ妃(ダイアナ・フランセス)

1997年8月31日、36歳の若さでこの世を去った、ダイアナ元妃。

彼女の突然の事故死は当時、世界中に衝撃を与えました。

原因は、乗っていた車(ベンツ)がパパラッチの白い車に追い回されて、それをまこうとしたところ運転を誤ってトンネル内で事故を起こし、亡くなったとされています。

この交通事故死、じつは暗殺だったのではないか、との噂があるのです。

もしそうだとしたら、彼女はなぜ殺されなければならなかったのでしょうか。

この話は、元スパイ(MI5:イギリス国内担当保安局)デイビッド・シェイラー氏から聞いた話を、国際ジャーナリスト大野和基さんがお話ししていた内容を一部参考にしています。



■イスラエルの諜報組織モサド


シェイラー氏が言うには、イスラエル諜報特務庁、通称「モサド」が関与していたのではないか、との事でした。

当時、ダイアナはパレスチナに行きたがっていたそうです。

彼女が行くところには、世界中から多くのマスコミが同行することが予測できます。

イスラエルは、パレスチナ自治区にいる人たちがイスラエル人から酷い仕打ちを受けていることを絶対に報道されたくなかった

さらに彼女は、「対人地雷廃止運動」を積極的に行っている人物でした。

対人地雷は、莫大なお金が入ってくる軍需産業。

影響力の非常に強い彼女に動かれたら、対人地雷を廃止に追い込まれてしまう。

それでは困るということで、「モサド」と「MI6:イギリス国外担当保安局」が協力し合って、ダイアナを事故死に見せかけて暗殺したのではないか、との事でした。

事故死というのは、諜報機関が最も使う方法であり、また、諜報機関同士の協力というのもよくあることなのだとか。

また、トンネル内という場所も「目撃者が少なくて済む」という理由から、よくある場所なのだそう。


■口封じ


この暗殺説を裏付けるようなことが、のちに起こりました。

事故の原因となった白い車の所有者は、ジェームス・アンダーソンという人物でした。

ジェームスは事故当時、車に乗っていたわけではなく、ダイアナの乗っているベンツをオートバイで追い回していた中の一人だったそうです。

事故後、車の所有者であるジェームスは、いろんな場所で「俺の車はダイアナの事故に関わった」ということを自慢げに吹聴していたそうです。

しばらくして、彼は死にました

報道では、「ジェームスが車内で焼身自殺を図った」とされました。

しかし実際には、"頭部が完全に切り離された状態"で発見されたそうです。

業界では、こういった殺害方法(首の切断)は「警告」を意味するそう。

つまり、「事情を知っている奴は、これ以上余計なことを口走るな」というメッセージとして彼は犠牲になったのではないか、ということです。


■説子の見解


元スパイの方の証言となると、信ぴょう性が高い気がしますね。

でも結局、それまでの彼女の地雷撲滅キャンペーンの影響もあり、亡くなった3ヶ月後に「対人地雷禁止条約」が締結されているんですよね。

つまり、対人地雷の禁止を阻止する理由で暗殺に至るのであれば、目的不達成になると思うんです。

むしろ死後にグンとイメージアップした印象が強いダイアナさんなので、亡くならなかったほうが条約締結に至らなかった可能性が高かったのでは?とも思えてしまいます。

あの「モサド」や「MI6」ほどの諜報機関ですら、こういったことは予想外だったのでしょうか。

説子的には、理由は別にあるような気がしてなりません。


ダイアナさんは、チャールズ皇太子と1996年8月28日に離婚が成立、その後、ドディ・アルファイド氏(映画プロデューサー)と交際していました。

1997年の9月には結婚する予定だったとか。

ドディ氏はイスラム教徒であり、イスラム教では"異教徒との結婚は歓迎されない"とされていて、イスラム教の女性に至っては異教徒との結婚が認められていません。

"歓迎されない"だけで、キリスト教とユダヤ教の女性とは結婚が可能ですが、妻と親族がイスラム教に対して理解を示すことが必要とされています。

なので、結婚前にイスラム教に改宗することが望ましいとされているんです。

で、ダイアナさんにも、イスラム教への改宗の噂があがりました。

もともとキリスト教ど真ん中と言えるイギリス王室にいたダイアナさん、改宗したかどうかは定かではありませんが、王室からは当然反対されていたそうです。

キリスト教の世界を体現するかのような慈善事業をしてきたダイアナさんが、イスラム教に改宗するなんて、キリスト教からすれば悪夢でしょう。

そんな矢先、ダイアナさん(とドディ氏)が事故で亡くなりました。

イギリス王室やキリスト教からすれば、未来の国王(国教会首長)であるウィリアム王子(王位継承順位2位)の実の母が、敵対するイスラム教であることは許せなかったのかも知れません。

…と、このような陰謀説もあります。

どちらかというと、この改宗関連の方が説得力がある気がします。

ただ、説子は個人的にダイアナさんの生涯を見て、ダイアナさん自身はいかなる宗教に属していても、やりたいことをやる人物だっただろうなと。

生きていても、このあとやっていくことは変わらずに貫き通していただろうなと思いました。

イギリス王室にいたからとはいえ、そこまでキリスト教に執着していなかったのではないかと思うんです。

それは、幼少期に洗礼を受けたときのこと。

姉2人と弟1人の3人は、王族が代父母となり行われたことに対し、ダイアナさんは低く扱われ、平民が代父母となり地元の教会で洗礼を受けたそうです。

これは劣等感を感じてもおかしくないですよね。

「私は人道主義者です。今までもずっとそうでしたし、今後もそうあり続けます」

対人地雷禁止条約の締結を実現させたこの言葉が、彼女の生涯だった気がします。


ではまたーヽ(・∀・)ノ





※このお話しはあくまで都市伝説、エンターテインメントとしてお楽しみください

スポンサーサイト



タグ :       

カテゴリ:人物  コメント:0

スカル・アンド・ボーンズ

フリーメイソン」と関わりが深いと言われている秘密結社「スカル・アンド・ボーンズ」。

あの元アメリカ合衆国大統領親子も所属していたことで有名です。

そうなると、あの事件のことも気になってきますよね…。

謎に包まれたこの秘密結社を、今回は見て行きましょう。



■スカル・アンド・ボーンズ起源と目的


1832年、アメリカ・エール大学にて、ウィリアム・ハンティントン・ラッセルが中心となって設立されました。

William Huntington Russell
↑ウィリアム・ハンティントン・ラッセル

集会は週に2回、ニューヘイヴンにあるクラブストリートのはずれの"窓のないクラブハウス"で議論をするそうです。

また、結成当初は「エウロギアクラブ」という名前だったとか。

エウロギアとは"祝福"や"神への賛美"の意味。

…なかなか怪しい雰囲気のあるネーミングですね。

スカル・アンド・ボーンズもなかなかですけど。

目的としては「会員同士が協力し合い、経済的にも社会的にも成功することを目的とする」ことだとされています。

これはあくまで表向きの目的。

一部では、ウィリアム・ハンティントン・ラッセルがドイツ留学時に学んだ"ヘーゲル哲学"をもとに「新世界秩序の創造」を目的としていると言われています。

また、スカル・アンド・ボーンズのメンバー同士の呼称は「ボーンズメン」。


■スカル・アンド・ボーンズの入会方法とメンバー


まずは入会方法。

これには諸説あり、「エール大学の4年生だけの秘密クラブ」とする記事もあれば、「新入生からのみ選ばれる」とする記事も存在します。

毎年15名のみが選ばれるようで、自主的には入会できず優秀な家柄・指導者として認められた人間のみが選ばれているとか。

そして、所属していた代表的なメンバーについて。

  • ジョージ・ウォーカー・ブッシュ(第43代アメリカ合衆国大統領)
  • ジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュ(第41代アメリカ合衆国大統領・元CIA長官)※パパ・ブッシュ
  • プレスコット・ブッシュ(アメリカ合衆国政治家・銀行家)※祖父ブッシュ
  • ジョン・ケリー(第68代アメリカ合衆国国務長官・法曹)
  • ウィリアム・アヴェレル・ハリマン(アメリカ合衆国政治家・外交官・銀行家)
  • ローランド・ハリマン(ウィリアム・アヴェレル・ハリマンの息子)

などなど。

あなたも聞いたことのある名前があると思います。

とくに説子の気になる名前は、2001年(2000年大統領選挙)に第43代アメリカ合衆国大統領となった「ジョージ・ウォーカー・ブッシュ」です。

georgewalkerbush.jpg
↑第43代アメリカ合衆国大統領 ジョージ・ウォーカー・ブッシュ

さらにはパパ・ブッシュ、祖父ブッシュも会員でした。


■あの大事件は陰謀の香りがプンプン


第43代アメリカ合衆国大統領のジョージ・ウォーカー・ブッシュ。

大統領に就任した2001年に、アメリカで衝撃的な事件が起こりました。

9.11アメリカ同時多発テロ事件」です。

アメリカ国防総省(ペンタゴン)とワールドトレードセンタービルに旅客機が突っ込むという、ショッキングな事件でした。

この大事件に関して、様々な"陰謀説"があることはご存知かと思います。

中でも"アメリカ政府の自作自演説"と、"テロ組織見逃し説"なんかが有名ですよね。

いずれにせよ、以下のような噂が存在することは確かです。

  • ブッシュ家とビンラディン家はパパ・ブッシュの頃からビジネスパートナー
  • ブッシュ親子は軍事関連投資会社「カーライル・グループ」の理事
  • 中東ドバイで入院していたビンラディンをアメリカCIA要員やサウジ高官が面会に
  • CIA長官は"ボーンズメン"が歴任している

こう見てみると、

  • ビジネスパートナー同士の自作自演?
  • 軍需産業への支援のために事件を起こした?
  • 血眼になって探しているはずの犯人を捕らえない?
  • 大統領・CIA・犯人、主要人物ほぼ全員がグルだった?

こんなふうに思えてきても仕方ありませんよね。

果たして真相はどうなのでしょうか。


■祖父ブッシュの資金提供先


プレスコット・ブッシュ(祖父ブッシュ)はスカル・アンド・ボーンズを通じてローランド・ハリマンと出会いました。

そこから銀行家を目指すこととなり、「ユニオン銀行」の頭取と社長になったそうです。

ユニオン銀行は、「ナチス政権下でのドイツ産業界の再編を支援するために設立された銀行」だと言われています。

ドイツ側の窓口は、鉄鋼石炭王「フリッツ・ティッセン」。

フリッツ・ティッセンといえば、ナチス(ナチ党)最大のパトロンと言われた人物。

ユニオン銀行が支援した最大の会社は、ナチスの鉄鋼及び爆弾の3分の1から2分の1を生産していた「ドイツ・スチール・トラスト社」だったのです。

敵国にも関わらずなぜ金融支援を行っていたのでしょうか。

■スカル・アンド・ボーンズの別名


スカル・アンド・ボーンズ、別名を「トゥーレ協会アメリカ支部」と言うそうです。

トゥーレ協会といえば、ナチ党の母体の一つとして存在していた秘密結社。

なぜ敵国に支援したかを確認しようとした当時のルーズベルト政府は、ナチスとのつながりが明白にされている記述を見つけることはできませんでした。

さらにその後、ユニオン銀行庁舎は、ブロードウェイ39番地からブロードウェイ120番地へ移動する許可を得たと発表。

ブロードウェイ120番地というのは、政府の「海外資産管理局」のこと。

つまり、ユニオン銀行のナチスへの資金援助に関して、政府の手に引き継がれた形になりました。

その後プレスコット・ブッシュは、アメリカ上院議員となったそうです。

誰がどのような意図をもっていたのか、真相は闇の中ということですね。


説子が思うに、自国であろうと敵国であろうと、目的のためには関係なく実行していくヤバイ結社が「スカル・アンド・ボーンズ」だなぁ、って思いました。

ではまたーヽ(・∀・)ノ





※このお話しはあくまで都市伝説、エンターテインメントとしてお楽しみください

イルミナティ1 -概要、活動期間編-

都市伝説界隈で"秘密結社"といえば、フリーメイソンと並んでこの「イルミナティ」が有名ですよね。

一部では、フリーメイソンの上部組織と目されているとも。

更には「フランス革命」から「9.11アメリカ同時多発テロ事件」まで、歴史の影に暗躍する超国家規模の組織とも言われています。

果たしてイルミナティは、噂どおり"悪の結社"なのでしょうか…

謎多きイルミナティ、早速見て行きましょう。



■イルミナティの活動期間はたったの10年


起源は現在から200年以上も前の1776年、ドイツ南部バイエルンにて「バイエルン啓明結社」という組織が結成されたことに始まります。

当時28歳のインゴルシュタット大学法学教授「アダム・ヴァイスハウプト」が中心となり、4人の仲間と「完全論者たちの結社」を結成。

のちの「バイエルン啓明結社」です。

adam.jpg
↑アダム・ヴァイスハウプト

目的は"政治理論を語り合うためのサークル"的な集まりだったそう。

ヴァイスハウプトはもともと、養父の影響から「フランスの啓蒙思想」に通じており、

"自由と平等を愛し、個人の徳や倫理観を向上させることが、やがては社会の変革に結びつく"と考えていました。

しかし彼のいたインゴルシュタットは、ローマ・カトリック教会で最も保守的な「イエズス会」が根付いていました。

イエズス会からすると、彼の思想は容認できるものではなく、風当たりはかなり強かったようです。

と同時にヴァイスハウプトからしても、イエズス会の「教条主義」「権威主義」は面白くなかったでしょう。

そんなヴァイスハウプトが結成したバイエルン啓明結社のスタンスは

"(カトリック教会や国家といった)民衆を制圧する旧体制からの脱却を目的としつつ、オカルティズムや暴力による革命は否定する"

というものでした。

社会の変革」を目指していた結社だったんですね。

社会の変革、それを成し得るには組織の拡大が必要不可欠でした。

しかし、そこがなかなか上手くいきませんでした。

そこで、当時大流行していた「フリーメイソン」に目をつけたヴァイスハウプトは、自らフリーメイソンへ加入。

組織を参考にするなど、試行錯誤していたようです。

そんなバイエルン啓明結社に、転機が訪れます。

それが「アドルフ・F・フォン・クニッゲ」男爵との出逢いでした。

Knigge.jpg
↑アドルフ・F・フォン・クニッゲ男爵

クニッゲは、外交官・著述家にして、高位フリーメイソンでもありました。

ヴァイスハウプトのパートナーとしてバイエルン啓明結社へ加入したクニッゲは、組織拡充のためにフリーメイソン流の"位階システム"を導入。

これがフリーメイソンメンバーを中心に好評を呼び、組織は拡大。

有力者(貴族、有名作家など)への人脈をもっていたクニッゲの活躍を中心に、数年で2000人までに膨れ上がったそうです。

しかし、人数が増えるにつれ問題が起こるのはこの世の真理ですよね。

バイエルン啓明結社にも、例外なくそれが起こりました。

組織が大きくなる一方で、ヴァイスハウプトは極度な秘密主義を貫いていました。

  • 新人の加入には既存メンバーからの紹介のみ
  • 加入後2年間はその紹介者としか接触してはならない

このようなルールのもと、組織の全貌を把握しているのはヴァイスハウプトのみで、彼が指導者であることを知る者もごく一部の側近のみという状況でした。

"謎"というものは疑りたくなるものですね。

何を企んでいるか分からない組織の不透明さからか、1783年に元メンバーから「思想的危険性」を告発されてしまいます。

さらには"秘密主義の王"として君臨していたヴァイスハウプトに愛想をつかしたクニッゲが脱会。

その結果、秘密結社の乱立・勢力拡大を危惧していたバイエルン選帝候「カール・テオドール」が秘密結社活動禁止の勅令を発布。

やがて教授の職を失ったヴァイスハウプトはザクセン=ゴータ公国への亡命を余儀なくされます。

さらに同様の勅令を2度発布される中、敵対していたカトリック教会の勢力による誹謗中傷、証拠捏造、報奨金目当ての密告などが相次ぎ、1787年には啓明結社は消滅してしまいました。

1776年~1787年と、10年程度しか続かなかった「バイエルン啓明結社」。

では、なぜ現在でも"イルミナティ"の名で知られていて、ましてや"悪の結社"とまで言われているのか。


■盛り上がりからの衰退、やがて亡霊へ


バイエルン啓明結社が結成される遥か前、「秘密結社ブーム」が起こっていた17世紀~18世紀のヨーロッパ。

ドイツでは17世紀から「薔薇十字団」にまつわる秘密結社が乱立していました。

中世の魔術師や錬金術師の後継や末裔を自称し、"人知れず世の平和を守っている"とする団体が多く現れたのです。

人々はそれらに賛同し、加入者が続出したそうです。

そんな中、1730年代にイギリスから「フリーメイソン」がヨーロッパに進出、大ブームを起こすこととなりました。

フランスのグランドロッジ(フリーメイソンフランス本部)にて「フリーメイソンこそテンプル騎士団の末裔だ」との演説が上がると、薔薇十字団系のロマンチスト達が次々と加入。

さらには各ロッジで「スコティッシュ・ライト」と呼ばれる位階制度が導入され始めました。

もともとイギリスで発祥した"正統"フリーメイソンの位階は、

  • 徒弟(Entered Apprentice)
  • 職人(Fellow Craft)
  • 親方(Master Mason)

以上の3つしか存在していません。

スコティッシュ・ライトは、親方の上に更に上位位階を設置し、"神秘的な何者かが我々を導いている"と抱かせる演出を施したのでした。

そんな位階制度スコティッシュ・ライトを、ヴァイスハウプト率いるバイエルン啓明結社も取り込んで行きました。

結成当初はシンプルな位階でしたが、後にクニッゲ男爵によりブラッシュアップされ、

  • 修練生
  • ミネルヴァの徒
  • 小啓明者
  • 大啓明者
  • 教導啓明者
  • 司祭
  • 統治者
  • 魔術師

以上の9つの位階が設置されました。

最高位の「王」は、ヴァイスハウプトの「人間は皆、生まれながらに王である」という哲学から付けられたものと思われます。

神秘的な王であり、若者ならではの"旧体制にとらわれない"ヴァイスハウプトの思想が大人気となり、バイエルン啓明結社は有力者をも多く集めることに成功しました。

特徴として、メンバー同士の名前や地名に至るまで「暗号」で呼び合うという風潮がありました。

例えば

ヴァイスハウプトは「スパルタクス」

クニッゲは「フィロン」

などの、古代ローマの英雄や偉人の名前を使ったり。

ミュンヘンは「アテナイ」

ウィーンは「ローマ」

などの、古代ギリシアに習った呼称でやりとりが行われていたようです。

一方、ローマ・カトリック教会などの旧体制側にとっては、勝手に司祭だの王だの言っている結社を笑って見過ごすわけにはいきませんでした。反発する思想を持っていたので尚更です。

やがてバイエルン啓明結社は旧体制から徹底的な弾圧を受け、崩壊してしまいました。

その徹底的な弾圧を受けた恐怖、そして元メンバーからの"悪の結社"だという中傷や暴走などが伝説となり、「悪のイルミナティ」という"亡霊"の一人歩きが始まったのです。




…ちょっと長くなってしまったので、つづきは次回にします(´・ω・`)


ではまたーヽ(・∀・)ノ




※このお話しはあくまで都市伝説、エンターテインメントとしてお楽しみください

フリーメイソン

都市伝説界隈で秘密結社といえば、この「フリーメイソン」が真っ先に挙がるのではないでしょうか。

テレビ番組や書籍なんかでも、何度も取り上げられていますよね。

漠然と「なんかやばい集団」みたいなイメージがあるのではないでしょうか?

世界を牛耳る秘密結社」とも言われていたりして、その活動内容も謎。

果たしてどのような組織なのか。

今回は、そんなフリーメイソンを見て行きましょう。



■フリーメイソンの誕生について


フリーメイソンが誕生した経緯には諸説あります。

諸説あるのには、フリーメイソンの起源に関する資料が少ないため特定されていないということのようです。

諸説ある中の一つ、それが「テンプル騎士団薔薇十字団石工職人」から始まったとされる説です。

テンプル騎士団とは、12世紀に設立された、聖地エルサレムを守護する修道会・騎士団のことです。

各地で活躍するにつれ権力を増大させていったテンプル騎士団。

しかし、14世紀頃にフランス王のフィリップ4世の命による処刑などで、団は壊滅に追い込まれました。

その壊滅したテンプル騎士団の生き残りがスコットランドに渡り、「薔薇十字団」という秘密結社に結びつきました。

さらにそこに、ユーロッパ全土にネットワークを持つ「石工」の組合員たちが加わり、現在のフリーメイソンの原型ができたそうです。

石工職人が起源という部分は、聞いたことがあったかも知れませんね。

シンボルマークにも、石工職人の道具「コンパスと定規」が使われています。


■フリーメイソンの掲げる理念


フリーメイソンは、

  • 自由
  • 平等
  • 友愛
  • 寛容
  • 人道

の5つの理念を掲げています。

その理念のもと、今では600万人の会員数を誇ると言われています。

また、会員の中には数多くの著名人(芸術家、音楽家、科学者、イギリス王室、大統領に至るまで)が名を連ねているようです。


■フリーメイソン徹底した秘密主義


600万人もの会員数、そして理念の開示をしているにも関わらず、その具体的な活動内容は明かされていません。

1717年、ロンドンに最初の「グランドロッジ」が完成。

会員たちの社交場のように利用されていたそうですが、当時から「秘密主義」は徹底されていたそうです。

※ロッジとはフリーメイソンの教会のような建物で、世界中に存在しています。
※また、この1717年のグランドロッジ完成を"起源"とする説もあるそうです。

600万人も会員がいるのに、そして現代の情報化社会なのに、活動内容は不明…。

これでは様々な憶測や、陰謀論などが一人歩きするのも頷けますね。

この"秘密主義"に関するフリーメイソン側の意見として「いかなる団体であれ団体内部の秘密というものがあり、そうした視点においてフリーメイソンリーは広く知られた公開結社なのである」とのことだそうです。


■フリーメイソンの公式をネットで調べる


一応、

日本グランドロッジの公式ホームページ



フリーメイソン日本のtwitter

が存在することを確認しました。

twitterでは、フリーメイソン会員である高須クリニック院長の高須克弥さんのツイートが。

mason_takasu1.jpg

高須さんのフランクなノリのツイートに、真面目にかえすフリーメイソン日本。

mason_takasu2.jpg

「名札なう」って、なんかジワりませんww??


■フリーメイソンは都市伝説の宝庫



ということで、超ザックリとフリーメイソンについて書いてみました。

ほかの都市伝説でも、フリーメイソンが関わってくるものが多くあります。

これから世界がどのように変化するのか…

誰の意思で世界がまわっているのか…

とても興味深いですよねヽ(*´∀`)ノ

都市伝説のメインストリームの一部であるフリーメイソン、今後も注目していきたいと思います!

ではまた~ヽ(・∀・)ノ




※このお話しはあくまで都市伝説、エンターテインメントとしてお楽しみください

ページの先頭へ